秋山由美子さん

もともと大阪で調理師の仕事をしていました。結婚をきっかけに香芝市へ移住し、新しい土地で自分は何ができるかを考えた時に、食でみなさんのお役に立ちながら生活をしていきたいと思いました。

お店をつくるにあたり、香芝在住の女性設計士の方とお会いした時に、「起業されるのであれば、香芝みらい塾はすごく勉強になり、一から始められる方にぴったりですよ」とすすめられ、その言葉を信じて応募してみました。

とにかく衝撃的でした。机に向かって経理などの勉強をするだけかと思っていたのですが、香芝市の人たちとの繋がりを強く感じ、これから起業していく人をみんなで盛り上げていこうという熱い姿勢がありました。

グループごとにサポーターと塾生の一体感も生まれていき、この空気に負けず、がんばらないといけないなという気持ちでした。

もともと香芝市の人間ではないので、初めての土地で不安はありましたが、起業する前に塾に入ったことで、香芝市の人と関われたことで「これからもやっていける」という気持ちになれたことは大きな喜びです。

経理のことは全く勉強してこなかったのですが、香芝みらい塾で全て解消できました。

一人で開店していたら、漠然と人任せになっていたこともあったかもしれませんが、自分がしっかりしないといけないと思うようになりました。

わからないことも自分からはなかなか相談できていないのですが、お世話になったサポーターや商工会の方がお店に食べにきてくださり、気にかけてくださっているので心強いです。

私は、塾生募集の締め切り間近に紹介してもらったおかげで、悩む暇もなく申し込めたことがよかったと思っています。タイミングに助けられました。

起業する時は、いろんな迷いがあると思いますが、とりあえずやってみたほうがいいと思います。チャレンジをしてみると、必ず自分の糧になります。こんな控えめ自分でも一人でがんばっています。これはみなさんの支えがあってのことです。